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第8話 同行者

Penulis: O.T.I
last update Tanggal publikasi: 2026-06-11 19:49:13

翌日。エステルは朝早くから、シモン村自警団が詰所として使っている小屋へと向かった。昨晩、両親から条件として提示された通り、一緒に王都に行ってくれる人を探すためだ。

「おっはよ〜!!みんな!!」

ばーん!と勢いよく詰所の扉を開け放ちながら、元気よく挨拶する。中には数人の団員たちが、朝の見回りの準備をしているところだった。

「おはようございやす!!エステルの姉御!!」

「「「おはようございやす!!」」」

……まるでどこぞの山賊団のような挨拶だが、もちろん彼らは善良な村民である。この村一番の実力者であるエステルに敬意を払っているだけだ。多くの団員はエステルよりも年上の男が多いが、実力が全ての自警団ではそんなものは関係ないのだ。

「どうしたんだ、エステル?領都に行くからってんで暫く非番にしてたんじゃないか?」

そんな団員たちの中にあって、気軽な口調で彼女に話しかける者がいた。

「あ、おはよクレイ。領都には昨日日帰りで行ってきたよ〜」

クレイはエステルの同い年の幼馴染だ。物心付いたときからいつも一緒にいた、気心の知れた友人である。

「そうか。でも非番の予定は変わらないんだろ?」

「うん。ちょ
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